今回は昔と比べ、驚くほどに安くなったサービスを紹介。
これらの情報を知っていれば家計の節約において大きな差となるので、現時点で利用中のサービスやお店から乗り換え可能なものがあれば是非、活用してみてください。
それだけで月間の支出がグンと減りますよ。
劇的に安くなったサービスまとめ:
写真の印刷(デジカメプリント):
インターネットやスマホ経由で写真の印刷を依頼すると、今の相場はだいたい1枚8~9円程度。
ビックカメラやヨドバシカメラの店頭や、近所の写真屋さんで現像の依頼をすると1枚あたり30~40円程度かかることを考えると段違いな安さです。
しかもパソコンやアプリを使えば画像データをそのまま印刷して自宅に届けてくるのでかなり便利。写真が好きな方ならこのサービスを利用するだけで年間1万円以上のコストカットに繋げられることでしょう。
もう出費削減のために、自宅で印刷する必要性もありません。
美容院(カット&カラー):
美容院も価格競争が激化して、サービス料金が下がった分野のひとつ。
例えば渋谷や新宿の一等地にある下記の美容院では、カット、カラーリング、トリートメントの3つが込みになった施術が3,500円で受けられます(カラーリングは根本を染めるリタッチのみ)。
もちろんシャンプーもしっかりしてくれますし、最後に髪の毛も乾かしてくれるので、この金額だけでヘアースタイルの問題はすべて解決。
現在、8,000円とか1万円とかの料金を他の美容院に対して払っている方は、乗り換えるだけで年間ウン万円もの節約になりますよ。
マッサージ・整体:
東京や大阪などの都心部だけでなく、最近では郊外の幹線道路沿いにも増えてきた60分2,980円マッサージも激安になってきたサービスですよね。
これ、ちょっと前ならマッサージの相場は10分1,000円が基本でしたが、今では大きく値崩れを起こして10分500円まで低下中。
これ以上は人件費の都合で下げることは難しいかもしれませんが、前述の美容院同様、1時間2,500円くらいまで下がる可能性もあるのかなと思います(下記りらくるは人件費高騰に耐えられなかったようで値上げ済)。
海外旅行&ツアー:
未だに海外旅行って10万円以上かかるんでしょ…なんて思っている方も多いのですが、実は海外旅行も激安になったもののひとつ。
たとえばキャンペーン価格ではあるものの、韓国旅行がホテル代込みの2泊3日で9,800円とか、台湾2泊3日がホテル代&バスツアー込みで17,800円といったプランは、平日休みが取れる方ならほとんどの方が利用できるのではないでしょうか?(※現在はコロナウィルスの出国規制等により値段が高めになっています)
また、こちらも今話題のLCC(格安航空会社)が期間限定で売り出すチケットを入手すれば、マレーシアや上海へ片道3,000円程度で行けてしまうこともあるくらい。
もはや近場の温泉地に新幹線や特急で行くよりも、海外旅行は安いです。
国内旅行&ツアー:
海外旅行だけでなく国内旅行もかなり安くなりました。
代表的なのが冬の北海道旅行。3泊4日のホテル代に加え、飛行機代、ホテルからスキー場へのバス乗車券、スキー場のリフト券が付いて2万円以下…なんていうのもザラ。
もはや何故こんなにも安いのかわかりません。
ちなみに私もよくこういったパッケージ旅行を利用させていただきますが、ホテルが極端に古いとかそういうこともなく、恋人と一緒であってもかなり満足の行く旅行を楽しめると思います。
おすすめです。
日帰りスキー旅行:
ついでにもうひとつ。新幹線で行く日帰りのスキー旅行もかなり安くなりました。
首都圏にお住いの方で平日休みが取れるなら、往復の新幹線代+リフト券代で7,000円程度でスキーを楽しむことが出来ます。
ここまで安いともはや夜中のうちに一般道を運転してスキー場に到着し、車の中で仮眠をしてから滑る…なんていう従来のスキーをする必要性も、格安のバスツアーに参加する必要性はなし。
むしろ快適に新幹線で移動できる分、疲れも少なくスキーに集中できるはずですよ。
英会話レッスン:
英会話レッスンも昔と比べるとかなり安くなりましたよね。
今だと25分のワンツーマンレッスンが約200円といった低価格で受けられるので、高額なお金を払って「駅前留学」をする必要性がありません(月額料金を払った場合)。
ではなぜ安く英会話レッスンが受けられるのかというと、それはSkypeのテレビ通話を利用したレッスンのため。
フィリピンなどの人件費が安い国と、Skypeを繋げて英会話レッスンが受けられるので、この費用負担で利用が出来るのですね。
家庭教師・塾:
英会話レッスンと同じ仕組みですが、最近では小中学生向けの家庭教師や、囲碁や将棋のレッスンをSkype経由で受けることも可能になってきています。
気になるその費用は1時間あたり700円~2,000円程度。
講師側としてもどこかに塾を開いて…というのは費用がかかるものなので、Skypeのみで誰かを教えることが出来るのは大きなメリットなのでしょう(自分の人件費代が出ればOKという金額設定)。
ちなみに中にはヨガのレッスンなどもあるので、自宅での気分転換に使うのも手ですよ。
ゴルフのラウンド料金:
バブル当時は1ラウンド3万円が当然…みたいな時代もありましたが、ゴルフ料金の値下がりも半端ないですね。
平日だと18ホールのラウンド料金+昼食で3,800円みたいな激安プランを提供しているゴルフコースもちらほら。
これも「ゴルフコースを遊ばせておくよりは、使ってもらったほうがいい」という発想なのでしょう。
休日についてもコースを選べば6,000円以下で昼食付きということは珍しくないので、『ゴルフは高い』と思っている方は試しに一度、中古クラブを揃えた上でコースデビューをしてもらえればなと思います(中古クラブも年代&メーカーを選ばなければ、ケース付きで1万5,000円も出せば買えます)。
ゴールドカード:
クレジットカードの上級カードである、ゴールドカードも激安になったサービスのひとつ。
10年ほど前には年会費1万円が当然だったゴールドカードでも、今では年会費2,000円前後で持つことができるクレジットカードになったため、いわば『誰でも持てるクレジットカード』の仲間入りをしました。
そのため、ゴールドカードを持ちたいけど年会費がなぁ…と悩んでいる方は是非、この機会に憧れのゴールドカードホルダーになってみてください。
きっと財布の中で光り輝くカードを見る度に、テンションがあがると思いますよ。
携帯電話(格安スマホ):
こちらはもう有名ですね。携帯電話も10年前と比べて安くなったサービスのひとつです(下記の楽天モバイルはかなり安い)。
ソフトバンクやNTTドコモといった携帯電話会社を利用している方は、乗り換えるだけで月額費用を5,000円近く安くできるので、是非、乗り換えが出来ないかどうかを確認してみてください。
また、スマートフォンだけでなく、モバイルルータ(データ通信端末)についても今や値下げ可能。私はこの格安SIMを利用して現在、月額2,000円弱で外での仕事を楽しんでいますよ。
安かろう悪かろうなのか?
料金の安いサービスを紹介すると、『どうせ安かろう悪かろうなんだろ?』という意見をいただくことが多いのですが、これについてはケースバイケース。
たとえば私は過去500回以上、2,980円のマッサージサービスを利用していますが、その質は60分6,000円のサービスと比較しても全く見劣りはしません。
むしろ客数が多いせいか、施術者のレベルが高いことのほうが多い印象すらあります(安い料金だと客数が多いため、自ずと上手になっていく)。
また、格安旅行と高級旅行の違いもほぼほぼ無し。
料金が高い海外旅行でも免税店等に連れて行かれるのは一緒なので、格安だから悪かろうということはほとんどないのです。
『いやいや、LCCが狭くて嫌いなんだよ』という方は、JALやANA便を使える格安パッケージツアーを利用すれば万事解決。違いはありません。
(おまけ)激安になったモノ:
10年前と比べて激安になったサービス…ではなく、モノについてもオマケ程度に紹介しておきます。
ハンコ・印鑑:
10年前…というよりかは、15年くらい前と比較すると、ハンコや印鑑の類はほんと安くなりましたね。
例をあげると下記の黒水牛の印鑑は、大きさは15mmまで、行書体やてん書体といった字体を選択可能で且つ、印鑑ケース付きで送料も無料…と至れり尽くせりにも関わらず、その価格はわずか1,199円と異常。
昔なら1万5,000円~2万円くらいはしたと思うんですけどね。印鑑を作る技術が確立されたおかげなのか、今ではこんな低価格になっています。
きもの(着物):
新品ではないのですが、中古の着物価格はほんと安くなりましたね。
そのブームを流れを作り出したのが「たんす屋」という名前の業者で、今では目黒とか神楽坂にも店舗があるほど、東京都心に多く出店をしているくらい。ちょっと覗けば1万円程度の振り袖や数千円で買える浴衣などが所狭しと並んでいます。
これじゃもう、新品の着物を買う人はいなくなっちゃうんじゃないかな?とむしろ心配するほどの安さなので、中古でも良いから安く着物を買いたいという方は是非、チェックしてみてください。
年に1度程度しか着物を着ない方におすすめです。
プリンタのインク:
純正ではない互換インクを使うことには賛否両論があるとは思いますが、プリンタと互換性のあるインクの値崩れも半端ないです。
私が使っているブラザーのプリンタだと、下記の互換インクカートリッジが使えるのですが、なんと5個分のカートリッジ価格は799円。
これは1個の価格じゃありません、5個分の価格です。ほんとここまで安いと、一体どこで儲けているのかわからないくらいの爆安価格だと思います。
ちなみに使った感想としても純正品と遜色なく使えているので、写真や年賀状印刷に使わないのであればこれで十分。目詰まり等も今のところありません。
ジョニ黒:
ジョニーウォーカーブラックラベル、通称「ジョニ黒」というお酒はバブル当時、高級ウィスキーの代名詞でしたが、今では2,000円ちょっとで購入可能なお酒になりました。
これはジョニ黒自体が高かった…というよりかは、ウィスキーにかかる関税が高かっただけというのもあるのでしょうが、バブル当時は高ければ高いほどモノが売れる時代だったので、敢えてそういう値付けにしていたのかもしれませんね(私はバブル世代じゃないのでわかりません)。
『ジョニ黒なんて高級すぎて飲めなかった…』という方は、この機会に1本、購入してみてはいかがでしょうか?
4Kテレビ:
こちらは10年前には存在していなかったテレビではありますが、最近、4Kテレビの値崩れも半端ないです。
たとえば下記、43型の4Kテレビは5万円弱で購入可能…と、数年くらい前に40万円くらいしていたものとは思えないほどの値下がりっぷり。
また、シャープやPanasonicといった日本メーカーの4Kテレビが10万円前後で購入できるなど、もはや4Kではない通常の液晶テレビ並の価格で購入できるようになってきています。
今後はこんな風に4Kテレビが普通になっていくんでしょうね。楽しみです。
ユニクロやGUで衣類、ヒラキで靴は事足りる:
洋服を買うならユニクロやGU、靴を買うならヒラキで事足りる最近。
とりわけGUは流行中の衣類を安く購入できるお店なので、定期的に新しい服を買いたい方はこういったお店を活用するのがおすすめですね。
衣類や靴にかけるお金を大幅に圧縮可能となります。
激安サービスに乗り換えよう:
ここまで幾つかの激安サービスから大きく値下がりしたアイテムを紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
『そんな安いサービスがあるなんて知らなかった…』と思った方は、下手すると年に10万円以上も損していたことになりますが、それもこれからは大丈夫。
今すぐ高いだけのサービスから激安サービスに乗り換えて、家計をグッと楽にしてしまいましょう!
以上、10年前と比べて激安になったサービスまとめ!写真印刷や美容院、ゴールドカード等、料金が一気に安くなったサービス多数です…という話題でした。この他にも激安になったサービスがあれば是非、教えてください。
参考リンク:
この記事で紹介したサービス利用以外にも、家計の節約をもっとしたい方は、下記記事も参考に。暮らしをラクにできる、節約テクニックを多く紹介しています。