東京ディズニーランド内にある会員制レストランである「Club33(クラブ33)」。
先日、運良くこのレストランを利用できたので、今回は雑談がてらその感想を書いてみたいと思います。
いつかはクラブ33で食事をしたいと考えているディズニーファンの方は是非、ご覧ください。
※クラブ33内は写真撮影禁止なので文字が多めの記事となります。
クラブ33を利用した感想について:
入店するためにはインターホンで呼出が必要:
まず、前述のようにクラブ33は会員制のレストラン。
特別な会員権や招待状を持っている人しか利用することができない空間なので、入店をするためには入り口脇に設置されているインターホンで係員を呼び出す必要があります(入り口のドアには鍵がかかっていて入店できない)。
インターホン越しに予約名を連絡:
インターホン越しに係の人が出たら、『○時に予約した○○です』といった感じで予約時間と予約名を伝達すればそれでOK。
- 東京ディズニーランドのワールドバザール内にあるクラブ33入口までいく
- インターホンを鳴らしてかかりを呼び出す
- 予約名を伝える
- ドアが空いて中に案内される
その後は入り口までスタッフが迎えに来てくれるので、これでいよいよクラブ33へ入店となります。
2階のロビーでしばらく待たされる:
その後、クラブ33内の方と一緒にエレベーターの乗り、2階で降りると応接セットがいくつか置かれているスペースが広がります。
その後はそこで少し待たされることになるわけですが、実はクラブ33オリジナルの限定グッズを閲覧できるのはこのタイミングだけ。
それゆえ、ディズニーマニアの方はしっかりとその詳細をチェックしておいてください(下記はその例)。
- クラブ33で利用しているお皿
- クラブ33で利用しているナイフやフォーク
- クラブ33オリジナルのイヤープレート
- オリジナルのミッキー&ミニーのぬいぐるみ
- クラブ33デザインの腕時計など
希望すれば退店時に購入して帰ることも可能です。
オークション等で高値で売買されてるらしい:
ちなみに。
クラブ33オリジナルの関連グッズはメルカリやヤフオクで高値売買されているようで、購入する際には個数制限が設けられています。
加えてクラブ33は基本的にお金持ちのためのスペース。
東京ディズニーランド内にあるお土産屋さんで売られているような価格よりも、かなり値段設定が高めに設定されているため、購入を希望するならお金に余裕をもってクラブ33に行くようにしてください。
複数個購入すると軽く10万円くらい飛んでいきますよ。
レストラン内はディズニー色はあまり無い:
そんなこんなで5~10分ほど待たされたら、いよいよクラブ33での食事に突入。
ただレストランスペースに入店してみると意外なほどにディズニー色がまったくなく、ごくごく平均的なフレンチレストランと似た感じの作りになっています。
壁にダッフィーが描かれているとか、カーテンがミッキーやミニーマウス柄とか、テーブルクロスが美女と野獣にでてくるような豪華でカラフルであるとか、そんなこと全くありません。
良く言えばスタンダード、悪く言えば平凡そのものです。
食事にもディズニー色はない:
同様にコース料理として出される食事には、たとえば『プーさんのはちみつソースを使ったフォアグラソテー』とか、『チップとデールが拾ったドングリパイ』みたいな感じのものが出てくるのかな…と思っていたら、こちらもディズニーらしさはまったくなし。
- 想像:ディズニーっぽい料理が出る
- 現実:ごく一般的な高級フレンチ料理
クラブ33の文字がかかれた器とカトラリー(ナイフやフォーク)などが唯一、ディズニーらしさを演出してただけで、食事を提供してくれる人も、ソムリエの方も至って普通でしたね。
もちろん、ミッキーの形にくり抜かれた人参やポテトなんてものも無し。
どうやらクラブ33は大人のための硬派なレストランに近いようです(そもそもクラブ33はディズニーマニア向けではなく、スポンサー等の会員向けレストランなのでそれも当然?)。
ミッキーが誕生日を祝ってくれるイベントも?
あと、噂によるとクラブ33では食事中にミッキーマウスがやってきて誕生日を祝ってくれる…なんて話もありますが、こちらはどうやらディナー限定のイベントとのこと。
ランチタイムの利用ではミッキーマウスと触れ合うことはほぼ不可能だと思われるので、予約できるかどうかは別として、クラブ33で思い出を作りたいならディナーがおすすめとなります。
クラブ33店内の様子について:
最後にクラブ33店内の様子ですが、私が利用した日は平日&ランチだったためか、利用者は私を含めて2組だけ。
約1時間半ほどランチを楽しんだ最中にも入ってくるお客さん&出ていくお客さんはゼロだったので、たぶん、この日のランチ利用者は2組のみだった可能性が高いですね。
席数にして20席くらいはある&クラブ33を利用したい人が多いことを考えると、ちょっと勿体ないなぁという気がします(たぶんクラブ33はスポンサー企業向けの接待レストランなので、急な予約等でお客さんが入っても対処可能な状況にしていると思われる)。
ドレスコードは徹底されていない?
あと、クラブ33といえばドレスコード有りのレストランとしてマニアの間で有名…なんですが、私の他に来店していた利用者はTシャツ&デニム姿の男性だったので、ドレスコードが徹底されているわけでもない感じ。
仮にドレスコードの存在を知らずにクラブ33に行くことになってしまったとしても、よほど酷い格好でもなければ入店を断られることもないのかもしれません。
まぁ周りの目を気にすることなくクラブ33を楽しみたいなら、ちゃんとした格好で行くのがおすすめですね。
ディズニーランドでお酒が飲めるのはここだけだった:
過去、東京ディズニーランド内ではお酒の販売が禁止されていたため、ランド内でお酒を提供していたのはクラブ33のみでした。
しかし、2020年より東京ディズニーランドでもお酒が解禁。
- 過去:クラブ33だけでお酒提供
- 現在:他のレストランでもお酒提供
現在ではお酒を飲めるレストランがほかにも増えました。
クラブ33を利用する方法はほぼ存在しない:
最後に。
クラブ33を利用する方法はいくつかあるそうなんですが、現時点でコネもお金もない一般人が利用するのはかなりハードル高め。
頑張って東京ディズニーリゾートのスポンサー企業の幹部と知り合いになるなど、コネを作る方法を探したほうがまだ望みがあるのかもしれません。
以上、ディズニーランドにある会員制レストラン「Club33(クラブ33)」を利用した感想!想像とは異なり、ディズニー色のない空間でした…という話題でした。
参考リンク:
せっかくなら美味しいごはんを食べたい…という方は下記記事を参考に。行けばきっと、人生を変えるほどの感動を味わえるものと思いますよ。