私ね、食べるのが大好きなんですよ。
もう世界中の美味しいものは、死ぬまでにぜんぶ食べてみたい!と本気で思ってるくらいの食マニアなんですが、だからこそ常々、『好きなモノを食べても、太らない身体が欲しい!』って思ってきました。
なぜ自分は食べるとすぐに太ってしまうのだろうか?って。
しかしよくよく考えてみると、男性に生まれたってだけでだいぶ得をしてるんですよね。今回はそんなダイエット時に抱えがちな不満について、記事を書いてみたいと思います。
男性は女性よりも太りにくい:
男性は基礎代謝で消費するカロリー数が多い:
まず、男性っていうのは一般的に、女性よりも身体が大きい分だけ、基礎代謝で多くのカロリーを消費します(引用元はこちら)。
基礎代謝(きそたいしゃ、英:Basal metabolism)とは、覚醒状態の生命活動を維持するために生体で自動的に(生理的に)行われている活動における必要最低限のエネルギーのことである。
相当するエネルギー量(熱量)は、成長期が終了して代謝が安定した一般成人で、1日に女性で約1,200、男性で約1,500キロカロリー(kcal)とされている。
普段から運動をあまりしていない人でも1日で300~400kcal、スポーツをしている方の場合には、男性と女性で500~600kcalほど消費カロリーに差があり。
- 男性:基礎代謝による消費カロリーが多い
- 女性:基礎代謝による消費カロリーが少ない
基礎代謝とは座っているだけ、寝ているだけで消費するカロリーなので、男性に生まれただけでこれだけの消費カロリーで得しているのです。
男性のほうが消費カロリーも多い:
女性と比べて男性のほうが多いのは基礎代謝だけではありません。体を動かした時の消費カロリー数にも大きな違いあり。
たとえば体重75kgの男性と体重50kgの女性が、10kmのランニングを1時間で行った場合の消費カロリーはこのくらい。
- 体重75kgの男性…750kcal
- 体重50kgの女性…500kcal
- その差…250kcal
男性の方は余裕で親子丼や牛丼大盛りが食べられるくらいの消費カロリーがありますが、女性の場合にはペヤングソースやきそば程度の消費で終わり。
同じスポーツをしても、これだけの差が生じてしまうのです。
基礎代謝の違いを1年間で考えてみる:
更に基礎代謝の違いを1年間で考えてみると凄いです。Wikipediaに掲載されていた数値を元に計算してみましょう(18歳~29歳の男女)。
- 18歳~29歳の男性…平均基礎代謝1,510kcal
- 18歳~29歳の女性…平均基礎代謝1,120kcal
- その差…390kcal
これが1日あたりの違いです。そしてこれを長い期間で考えてみるとこんな感じ。
- 1週間…2,730kcal(吉野家の牛丼並4杯)
- 1ヶ月…11,700kcal(牛丼17杯)
- 1年間…142,350kcal(牛丼211杯)
どうでしょうか。
単純に男性に生まれただけで、女性よりも年間211杯の牛丼を余分に食べても太らないことになります。もちろんそんなに毎日牛丼ばかりを食べるわけではありませんけど、その分だけ余分に食べても太らない身体って凄くないですか?
私はもう男性に生まれたことに、感謝の言葉しかありません。
美味しいものを食べましょう:
このように男性は女性よりも圧倒的に太りにくいメリット有り。
それにも関わらず、『自分は太りやすくて損をしている!』と思っていた男性は、女性に土下座して謝ったほうが良いかも。
なにせこれだけ男性ってだけで余分にカロリーをとっても良いわけですからね。
そしてこれは言い換えれば女性はその分だけ我慢しないと、すぐに太ってしまうことに。『いやいや女性は少ない食事量で満足できるから、気持ち的には一緒だ!』とか言う男性もいますけど、それはたぶん男性が勝手に思ってる幻想でしかありませんよ。
女性だって好きなモノをたくさん食べたいんです。
太りやすいという言い訳をしない
まぁ今回の内容についてはちょっと女性の方に意地悪な内容になっちゃいましたが、昔から太りやすいと思っていた自分としては、世の中、なんでも考え方次第なんだな…と思ったので書いてみました。
是非、男性の方は男性であるというアドバンテージをうまく使って、美味しいものを堪能してみてください。ついでに積極的に筋トレをし、太りにくい体を手にいれば100点満点です。
以上、好きなモノを食べても、太らない身体が欲しいと思っている方に!当たり前ですが、女性よりも男性は太りにくい身体を持っているのです…という話題でした。
参考リンク:
思いっきり食べたいけど太りたくない…という方は下記記事も参考にどうぞ。太りにくい低糖質な主食を紹介しています。