企業サイトや通販サイトなど、他人が運営しているサイトを見た場合って、『ここの表現はなんかわかりにくいなぁ…』とか、『図解画像を掲載すればもっと売上があがるのに…』などの改善案が、不思議とポンポン浮かんでくるもの。
しかしそれがいざ自分が運営しているサイトの場合となると主観的な思い込みが強すぎるせいか、なかなか改善案が思いつかないものなんですよね。
- 他人のサイト:改善案がいくらでも見つかる
- 自分のサイト:主観が強すぎて、改善案が見つからない
時には『ここはこういう意図で、このデザインにしている!』といったように、自分が作り上げた理論に酔ってしまうことも。こんな風に主観には限界があるのです。
客観的な意見や改善点をもらう方法:
身内や知人からに客観性はない:
…とはいえ、いざ客観的な意見を誰かからもらおうとしても、自分の周りにいる『過去にその運営サイトを見たことがある人達』からの意見は、もはや客観的なものではなくなっているケースが多いんですよね。
なぜならすでに運営者寄りの考え方にどっぷり使ってしまっているから。当然、効果的な改善案なんて貰えるはずはありません。
社長や部長が部下に意見を求めても一緒:
同様に社長や部長が社内の人間から意見を貰う…なんていうのも、質問者の考えを否定しにくい以上、難しい可能性大。
- 友人・知人から意見を貰う:
質問者の考えに近い意見しかもらえない(友人関係を良好なものにするために好意的な意見を伝えがち)
- 社内の人間から意見を貰う:
上司を否定しにくい以上、本音を聞き出すのは難しい(上司の実績を否定することになるので率直な意見を言えない)
むしろ、『社長はさすがですね!そこまで考えてサイト運営されているとは!』といった、本音とは真反対の、ヨイショな意見しか得られない場合もありえます。
クラウドソーシングサイトで意見を求める:
そこで個人的にお薦めしたいのがランサーズ。ご存知、日本を代表するクラウドソーシング会社の1つです。
国内最大級の クラウドソーシング「ランサーズ」は「仕事を依頼したい人」と「仕事をしたい人」が出会う、クラウドソーシングサービスです。
ホームページ制作、アプリケーション開発やシステム開発・運用、ロゴ作成やイラスト作成、ライティング、タスク・作業など、141カテゴリの仕事が、日々、ランサーズ上で行なわれています。
ここで『うちのサイトを見た感想を教えてください』という依頼を立ち上げ、1件の投稿あたり100円の報酬を支払えば、100%純粋な客観的意見を貰えるメリット有り。
しかも募集意見の上限を10件とすれば必要なお金はわずか1,000円のみで済むため、非常にリーズナブルとなります。
『いやいや、私はもっと多くの意見が欲しいんだ!』と思う経営者であれば、30件、50件といった募集をかけても問題ありません(それでも1万円はかかりません)。
意見募集で100円貰えるとなれば募集は多い:
こう書くと、『そんなもので客観的な意見なんてすぐ集まるの?』と思われるかもしれませんが、ランサーズ上には無数の登録者が存在するので、1件100円で意見募集をかけるとものの2~3時間で10個の改善案が集まります。
ただ、それでは山のものとも海のものともつかぬ意見が集まってしまうので、少しだけ募集のハードルをあげ、
- 答えて欲しい質問への回答は必須とする(色はどうか?使いやすいか?メニューはどうか?などの質問を設定する)
- 回答文字数を300文字以上などに制限する(1文字あたり0.33円ですが、意見募集であれば文章の質は問われないので、募集がそれでも集まる)
- 最後に『厳しい意見も大歓迎!』といった、批判も大歓迎といった旨を記載しておく(批判されてもお金は払う姿勢を見せることが大事)。
などを考えて依頼文を作ると募集に時間はかかっても、より客観的で中身の濃い依頼が出来ると思いますね。
場合によっては3番目の『批判のみの意見をください』といった依頼を立ててみるのも面白いかもしれません。
ビジネス目的でも広告収入目的でも:
このようにランサーズを利用した意見募集なら、ビジネスとしてサイト運営している方だけでなく、広告収入目的でブログ運営している方にとっても効果的なアンケートが貰える方法なので、是非、騙されたと思って実践してみてください。
もちろんランサーズの他にもシュフティやクラウドワークスなど、同様の依頼ができるクラウドソーシングサービスでも可能ですよ。
以上、運営サイト改善のための客観的な意見や改善点が欲しいのであれば、ランサーズで募集しよう!予算1,000円で改善案が集まります…という話題でした。
参考リンク:
その他、ブログ運営や通販サイト運営に役立つ書籍は下記ページにてどうぞ。アクセスアップやSEO対策なども勉強可能です。